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書簡 その164 ローカル線

田園風景の中をコトコト走る電車。長い間、地元の住人の足となって活躍した鉄道が各地で廃止になってきた。

赤字路線が企業にとってお荷物であることは事実だろうが、

その為の経済的な損失は計り知れないと言われだした昨今、また一本の路線の廃止が決まったと聞く。

高千穂の友人から「高千穂鉄道の廃止が決まりました」とメールが入ってきました。

観光客の足でもあった鉄道が近年の道路整備で客足が減り、赤字続きだというのだが、なくなれば客足はもっと減る。

それよりも通勤・通学に利用していた人達はどうなるのだろうか。車だといっても免許証のない人もいるだろう。

地元の打撃と嘆きも計り知れない。

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